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ある日の深夜、すすきのでタクシーに乗ろうしたら、タッチの差で若者二人に先を越されてしまった。しかたなく後続のタクシーを待っていたところ、驚いたことにその若者が降りてきて譲ってくれると言うではないか。「今どきの若者は・・・」というセリフはメソポタミア時代からあるらしいが、その時は「今どきの若者も捨てたものではないな」と感心させられた。固辞して先に行ってもらったが、若者の言葉にはちょっと落ち込んでしまった。「おれたち後でいいっすよ。おじさん」 自分では若くないことは十分理解しているつもりだし、お兄さんでないことも分かっているが、面と向かって「おじさん」にはショックだった。タクシーの中でしょぽくれていた。
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